膝の痛み(鵞足炎)について
このような症状はありませんか?
- 膝の内側が痛い
- ランニング中やランニング後に膝が痛む
- 階段の昇り降りで膝が痛む
上記の症状がある方は鵞足炎(がそくえん)の可能性があります。
鵞足炎はなぜ起こるか
縫工筋(①)薄筋(②)半腱様筋(③)という3つの筋肉が束になって脛骨に付着している部分の形が鵞鳥(ガチョウ)の足の形に似ている為、鵞足(④)といいます。
①縫工筋
②薄筋
③半腱様筋
④鵞足
そして、その部分の炎症が鵞足炎です。
縫工筋、薄筋、半腱様筋が疲労によって硬くなり、柔軟性がなくなってくると膝の内側との摩擦が生じたり、筋肉の付着部にストレスがかかり炎症がおこることで上記のような症状になります。
鵞足炎は鍼灸で改善できる
硬くなった縫工筋、薄筋、半腱様筋を緩めることで、膝の内側との摩擦や筋肉の付着部のストレスがなくなり痛みはとれていきます。X脚気味の方や靴裏の内側がすり減りやすい方は鵞足炎になりやすい傾向にありますが、そのような方でも原因となっている筋肉の緊張をとっていくと症状は改善します。
初期のころは動いているうちに痛みが軽減することが多い為、だましだまし生活することで悪化してしまうことがあります。我慢せず早めに治療を始めることで治りも早くなります。
鵞足炎でお悩みの方はお気軽にご相談ください。