こんな不安・心配ありませんか?

鍼で病気が感染しませんか?

感染の心配はありません。

当鍼灸院で使用している鍼は全て使い捨てです。

エイズ、C型肝炎、B型肝炎などの感染の心配はございません。一本一本個別包装された滅菌済みの鍼を使用直前に開封し、一回使用した鍼は特別管理産業廃棄物として廃棄致します。

また当鍼灸院は保健所の衛生基準を満たしております。安心して治療を受けて頂けます。
鍼の包装
使用前の個別包装された鍼です。
下の写真は包装の裏側です。左上に「滅菌済」の表示があります。

鍼が合わない体質はありますか?

合わない体質はありません。

鍼灸の治療はツボに刺激を加えて、その方が本来持っている自然治癒力を高めることで症状を取り除いていく治療です。

ですから鍼が合わないという体質はありません。ただし体の深部に疲れが多く蓄積している場合は、治療によってその疲れが表面にどっと出ることでダルさがでたり一時的に症状が強くなる時がございます。

それによって鍼灸の治療が合わないと感じるかもしれませんが、これは好転反応といいまして、体が良くなる前の一時的な反応ですので心配はありません。

好転反応を分かりやすく例えると汚れた水の入ったコップ(疲れの溜まった体)綺麗な水(治療による刺激)を入れると汚れた水(疲れ)がコップから溢れてきて、中の水は綺麗になります。汚れた水が沢山溢れるとダルさや一時的な症状の悪化として感じますが、コップの中は綺麗になっているので徐々に体は楽になってきます。

金属アレルギーがありますが鍼を受けても大丈夫ですか?

金属アレルギーをお持ちの方でも問題ありません。

金属アレルギーは金属が汗や体液と長時間触れることで溶け出して(イオン化)体内のタンパク質と結びつきアレルギー源となることでおこります。

金属アレルギーを起こしやすい金属はニッケル・コバルト・スズなどです。鍼灸用の鍼の素材はイオン化しにくい医療用ステンレスを使用しており(ステンレスは金属アレルギーの方のアクセサリー素材としても使われております。)、身体と接触している時間も長くて20分程度です。
また、金属を溶かす原因となる汗も鍼をうつ前の消毒でふき取りますので金属アレルギーを起こす要因はかなり少ないです。

薬を飲んでいますが、鍼を受けても大丈夫ですか?

お薬を飲まれている方でも鍼灸治療は受けられます。

鍼灸治療は、その方が本来持っている自然治癒力を高めることで症状を改善させていく治療です。

もともと副作用のないものですからお薬の飲み合わせのように、副作用が高まるようなことはありません。

場合によっては、鍼灸治療を続けること体調が改善して、お薬の量を減らせたり、お薬を飲む必要がなくなることもございます。

鍼灸治療を受けてはいけない疾患に関しては、一番下の「鍼灸を受けてはいけない症状はありますか?」をご覧下さい。

鍼は痛くないのですか?

痛くありません。

まれにあったとしてもチクッとする程度です。鍼灸の鍼は注射鍼やお裁縫の針と違い、刺した時に痛みがでないように先が丸く成形加工されております。
注射針の先端        鍼灸鍼の先端  
注射針             鍼灸の鍼            

また鍼が初めてで不安のある方に使用する鍼はメーカー規格の中でも最も細い、直径が0.12㍉のものです。まつ毛の太さが0.12㍉ですので、まつ毛と同じ太さです。

 針太さ比較             

鍼の太さ比較
上が鍼灸用の鍼(刺すのは左側の細い部分)下がシャープペンの芯です。

その他に痛みとは違いズンと響くようなことがありますが、この響く感じはしっかりと鍼がツボに当たっている状態なのですが、この響きには好き嫌いがあります。響きが辛い時は我慢せずにおっしゃって頂ければ調節致します。当鍼灸院は、できるだけ細い鍼から治療を初めて、徐々にその方に合った鍼の太さ(刺激量)に調整していきます。こうした丁寧な施術により身体への負担の少ない、より効果が出やすい鍼治療を行っております。

鍼をうつと出血しませんか?

ごく稀にあります。

症状が悪いところは血液が停滞しております。そのようなところは鍼をうつと稀にですが僅かに出血したり、内出血することがありますが心配ありません。

出血はすぐにとまり、内出血もぶつけた時のあざと同じように徐々に消えていきます。

鍼はすごく良く効きますが鍼の先に何か薬が塗ってあるのですか?

薬は塗ってありません。

鍼灸の治療は外から体に何かを加えるものではなく、鍼灸の刺激によってその方が本来持っている自然治癒力を高めることで症状を改善していく体に優しい治療です。

お灸は熱くないですか?跡がのこりませんか?

熱くありません。跡ものこりません。

当鍼灸院で使用しているお灸は、もぐさを直接皮膚に載せるものではなく、皮膚から離して温めるお灸です。じんわりと心地良い温かさです。もちろん火傷の心配もありません。

 

どんな服装で行ったら良いですか?

普段着のままでご来院ください。

女性の方には、肌の露出ができるだけ少ない状態で施術を受けて頂けるよう、鍼灸専用のお着替えをご用意しております。
鍼用着替え
毎回洗濯済みの清潔な着換えをお出しします。
伸縮性の高いニット生地で着心地が良いと好評です。

 

治療前後に食事をしたり運動をしても良いですか?

治療前後の最低1時間は食事は避けて下さい。

また治療後は治療効果を高める為に激しい運動はせず、ゆっくりとお過ごし下さい。
症状の程度にもよりますが、軽めの運動でしたら可能な時もございますのでご相談ください。

 

治療した日はお風呂に入れますか?

入浴は可能ですが、最低1時間は空けて下さい。

ゆっくりと湯船につかって体を温めることでより治療効果も高まります。

 

鍼灸を受けてはいけない症状はありますか?

鍼灸を受けてはいけない(禁忌)ものとしては以下のものがあります。

悪性腫瘍、血圧が著しく高い時や低い時、肺炎などの高熱を発する疾患、急性腹症、急性伝染病、重篤な心疾患、免疫不全症、血友病、紫斑病、壊血病、酩酊時などです。その他にも、鍼灸が不適応と判断した疾患に対しては病院の受診をお勧め致します。