瞼(まぶた)の痙攣(けいれん)
このような症状でお困りではありませんか?
- 上瞼や下瞼、頬の辺りがピクピクと動く
- 慢性的に首肩こりがある
慢性的に首肩のコリがある状態で強いストレスや疲労が加わると瞼の痙攣を引き起こすことがあります。
瞼の痙攣はなぜおこるか
目の周囲には目を閉じる際に働く眼輪筋(①)という筋肉があります。
この筋肉は顔面神経(②)によりコントロールされています。
首肩のこりがひどくなり、耳の後方にある側頭骨の乳様突起(③)周辺の筋肉が緊張すると乳様突起から出ている顔面神経が筋肉で圧迫されてしまいます。顔面神経が筋肉で圧迫され続けることで神経が過敏になり、顔面神経から指令をうけて動く眼輪筋が勝手に動いてしまうことで痙攣がおこります。
①眼輪筋 ②顔面神経(青色の線) ③側頭骨の乳様突起部
瞼の痙攣は鍼灸で改善します。
瞼の痙攣は首肩コリの延長で起こるため、首肩のコリをとる為に僧帽筋(④)・頭板状筋(⑤)・胸鎖乳突筋(⑥)の緊張をとっていきます。
その後、胸鎖乳突筋の深部にある顎二腹筋(⑦)が顔面神経を圧迫している個所を刺鍼していきます。
④僧帽筋 ⑤頭板状筋 ⑥胸鎖乳突筋
⑦顎二腹筋
目の痙攣は、物事に集中できない・寝つきが悪くなる・人と会いたくないなどのストレスも加わり、治療をしないでいると長引きやすくなります。
上記の症状でお困りの際は、お気軽にご相談ください。