踵の痛み(足底筋膜炎)について
このような症状はありませんか?
- 歩き始め(特に朝)に踵が痛む。
- 踵を押すと痛む。
- 足の裏のつっぱり感がある。
- 痛みで足を着くのが怖い
このような症状をお持ちの方は足底筋膜炎の可能性があります。
足の裏には踵の骨から指に向かって筋肉や腱膜(①)がはしっています。
①の役割は歩いたり、ジャンプしたりする時に伸び縮みして衝撃を吸収することです。
立つ、歩く、走るなど日常生活の動作で少しずつ足裏の筋肉や腱膜に疲労が溜まることで徐々に硬く柔軟性がなくなり、着地の際に上手く衝撃を吸収できなくなります。それにより、筋肉や腱膜が骨に付着している部分(赤丸)に負担がかかり上記のような症状がでてきます。
治療は硬くなった筋肉のコリをとり着地の際にしっかり筋肉が伸び縮みする状態にすることです。
日常生活の中で、立ったり歩いたりという動作を完全にやめることはできないので痛みはしつこく、根気よく治療をすることが大切ですが
症状は必ず改善します。
似たような症状を呈するものに踵骨疲労骨折やアキレス腱炎などがありますのでこれらの疾患との鑑別も大切です。
踵の痛みでお悩みの方はご相談ください。