顎関節症について
このような症状でお困りではありませんか?
- 口を開閉する際に顎の関節で「カクン」と音がしたり、口が開かなくなる
- 顎を動かした時に痛みがはしる
- 口を開閉した時に「ジャリジャリ」音がする
- 硬い物を咬むと顎が痛む
- 顎が重だるい
このような症状でお困りの方は顎関節症の可能性があります。
顎関節症はなぜおこるのか?
口を開く時は顎舌骨筋や顎二腹筋という筋肉の働きによりますが、口を閉じる時は側頭筋や咬筋の収縮によっておこります。噛みしめ癖・睡眠中の歯ぎしり・片側で噛む癖があると側頭筋(①)や咬筋(②)に負担がかかり硬く緊張した状態になります。すると顎の関節がスムーズに動かなくなり負担がかかるようになり、上記のような症状がおこります。
口を開ける時に使う筋肉
口を閉じる時に使う筋肉
①側頭筋②咬筋
顎関節(青○)
顎関節症は鍼灸で改善します。
施術は触診と口の開閉運動の動きを見て、側頭筋や咬筋のどこの緊張が顎関節に負担をかけているかを見極め、そこを鍼で施術して緊張を緩和していきます。また、顎関節症はストレスなどで交感神経が刺激されると発症しやすくなります。交感神経の緊張を緩和する為に僧帽筋も併せて施術していきます。
交感神経が刺激されると緊張が強くなる僧帽筋
顎関節症は悪化すると口を動かさなくても常に顎が重だるい不快感を伴うようになります。
顎関節症でお困りの方は、お気軽にご相談ください。